Written by 1:00 PM 日々のこと

見ている私、感じる私

秋の紅葉が終わり、冬になると家の周りはイルミネーションだらけになる。

昼と夜の切り替わりの空も、夏の空とは違った雰囲気に見える。

こういった日常の景色を見ている時はもちろん、旅先での景色を見ている時、感じている時、もう一人の自分が見ているのを感じられるようになった。

「私」が今ここにいるからこそ、感じられるものなんだと理解すると、内側で喜んでいるもう一人の私がいた。私はあるがままにあらゆるものを見て、様々な感情を経験し、肌に触れる感触、聞こえてくる音、食べるものの味、すべてを経験したかったのだと思える瞬間が増えた。

紅葉の終わった弥山。落ち葉が色とりどりで美しい。

日々忙しく過ごしていると、見過ごしてしまうことがたくさんある。
美しい景色も、微笑ましい一瞬も、大切な自分の感情も、感覚も。

何の本かもう覚えていないんだけど、携帯にメモしている詩がある(一部抜粋)。

私は永遠に愛する神であり
私は永遠に存在する創造者
あなたのうちに生き
あなたを通して動いて
あなたとして、無数の形で表現する
あなたとして、そしてあなたとして、そしてあなたとして
動物として
樹木として、空として、大空として
存在するあらゆるものとして

私はあなたのうちに住むことにしよう
そしてもし、あなたを通して行動し
あなたの知力によって知られ
あなたの感情によって感じられるのを許されるなら
あなたは無限なる私の力を経験することだろう

あなたは私であり、私はあなただから
あなたという存在の助けがなければ
私はこのレベルでは働けない

日々あらゆることを考え、感じているのは誰なんだろうね。

みんなの中にも、いつの時も変わらず同じ位置から覗いている「私」がいるんじゃないかな。

Last modified: 2022年12月18日
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