秋の紅葉が終わり、冬になると家の周りはイルミネーションだらけになる。
昼と夜の切り替わりの空も、夏の空とは違った雰囲気に見える。
こういった日常の景色を見ている時はもちろん、旅先での景色を見ている時、感じている時、もう一人の自分が見ているのを感じられるようになった。
「私」が今ここにいるからこそ、感じられるものなんだと理解すると、内側で喜んでいるもう一人の私がいた。私はあるがままにあらゆるものを見て、様々な感情を経験し、肌に触れる感触、聞こえてくる音、食べるものの味、すべてを経験したかったのだと思える瞬間が増えた。
日々忙しく過ごしていると、見過ごしてしまうことがたくさんある。
美しい景色も、微笑ましい一瞬も、大切な自分の感情も、感覚も。
何の本かもう覚えていないんだけど、携帯にメモしている詩がある(一部抜粋)。
私は永遠に愛する神であり
私は永遠に存在する創造者
あなたのうちに生き
あなたを通して動いて
あなたとして、無数の形で表現する
あなたとして、そしてあなたとして、そしてあなたとして
動物として
樹木として、空として、大空として
存在するあらゆるものとして私はあなたのうちに住むことにしよう
そしてもし、あなたを通して行動し
あなたの知力によって知られ
あなたの感情によって感じられるのを許されるなら
あなたは無限なる私の力を経験することだろうあなたは私であり、私はあなただから
あなたという存在の助けがなければ
私はこのレベルでは働けない
日々あらゆることを考え、感じているのは誰なんだろうね。
みんなの中にも、いつの時も変わらず同じ位置から覗いている「私」がいるんじゃないかな。